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2006年3月31日 (金)

ウルリッヒ、サルト出場断念

 シルキュイ・ド・ラ・サルトで今季のスタートを切る予定にしていたウルリッヒ(Tモバイル)が、右ひざの炎症のため出場を取りやめた。期待されたバッソとの直接対決も、これにて延期。

「がっかりしてる。だけど無理なプログラムを立てたって、何もいいことはないよ。まだシーズンは始まったばかりなんだ」
(ウルリッヒ公式HPより)

 7月の大目標があるからこそ、先を急がず、じっくり体調を整える方を選んだようだ。ウルリッヒが現在、復帰レースとして考えているのはツール・ド・ロマンディ(4月25日~30日)。つまり出場を予定しているジロ・デ・イタリアの、わずか10日前だ。

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2006年3月29日 (水)

連覇に向けて、ボーネン自信

 ツール・デ・フランドルまでの1週間は、フランドル週間と呼ばれ、同地方で数々のレースが行われる。週間の幕を切って落とす最初のレースが、3月25日のE3 Prijs Vlaanderen。12の壁と石畳の難しいこのコースをボーネン(クイックステップ)が3年連続で制し、4月2日の本番「ロンド・ファン・フラーンデレン(=ツール・デ・フランドルのフランドル名称)」に向けて万全な仕上がりを見せた。

 本人によると、フランドル→ルーベと2連覇した昨年に比べて調子は良くも悪くもないそうだ。もちろん「僕がアタックしたら、ついてこれる人なんていないよ」と、強気なコメントも忘れない。

 こんな自信にあふれるボーネンは、28日から同じくフランドル地方で行われているDriedaagse van de Panne-Koksijde(Panneの3日間)で最後の調整に入っている。

※ツール・デ・フランドルはJ SPORTSで生中継!放送予定はこちら

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2006年3月27日 (月)

強豪たち各地を制す

 2006年グランツールの主役となるであろう選手たちが、今週末、さっそく欧州各地で大暴れ。バッソ(チームCSC)、ヴィノクロフ(リバティセグロス)、さらにクネゴ(ランプレ)が、それそれステージレースで総合優勝を果たした。

 今春フランスでのレース&トレーニング活動の第一歩として、バッソはツール開催委員会ASOが組織するクリテリウム・アンテルナショナル(25~26日、3ステージ、フランス)に出場。第1ステージ2位、第2ステージ登りゴールで今季初優勝、第3ステージ個人タイムトライアルで2位と好成績を並べ、見事マイヨ・ジョーヌを獲得した!ちなみにASOが開催するあらゆる大会で、リーダージャージは黄色。

 スペインのチームに移籍して以降、積極的にスペインで走るヴィノクロフは、ブエルタ・ア・カスティーヤレオン(20~24日、5ステージ、スペイン)で総合優勝。第2ステージの個人タイムトライアル2位で総合首位に立ち、さらに最終ステージ優勝で華を飾っている。

 そしてジャパン・カップでの勝利で辛い時期にようやくサヨナラできたクネゴ。コッピ・バルタリ(21~25日、5ステージ、イタリア)の第3ステージを制すると、わずか2秒差ながら総合勝利を決めた。2年ぶりのジロ制覇へ向けて、調子は間違いなく上向きだ!

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2006年3月24日 (金)

ウルリッヒのジロ参戦

 昨年8月末のGPプルエイ以降、一度も公式戦に出場していないウルリッヒも、ようやくあと10日あまりで本格始動。過去3年で連続出場しているシルキュイ・ド・ラ・サルトで、4月4日から少々遅めのシーズンインを迎える。

 同じく参加を予定しているバッソとの対決が楽しみだが、さらに5月のイタリアでも、ツールを睨んだ激しい2人の前哨戦が見られることになりそうだ。Tモバイルの発表によると、ウルリッヒがジロ・デ・イタリア参加を決意したとか。総合52位に終わった2001年以来、自身2度目の挑戦となる。

 もちろん狙いは総合順位ではなく、山岳で「脚のテスト」をするのが目標。なにしろ山岳の多さと難しさはツール以上との評判、今年も最終日前日第20ステージまで、チマ・コッピ(その年のジロで最も標高の高い山)が待ち受けるという恐ろしさだ。イタリアのピュア・クライマーたちに混ざって、3週間満足のいく走りさえできれば、7月の決戦に向けて大きな自信となるだろう。

※ジロ観戦はJ SPORTSで!詳細放送予定が決まり次第、こちらでお知らせします!

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2006年3月23日 (木)

石畳の勝ち方

 重心が低く、上半身が長く、足が短いこと。ツール・デ・フランドルを2回、パリ~ルーベを3回勝っているエディ・メルクスによると、これこそが石畳を走る上での最高の肉体条件だとか。すると昨年フランドル→ルーベを連覇したボーネン(クイックステップ)は……?

 ボーネンのフィジカルが石畳向けかどうかは判断に苦しむが、しかしベルギーに生まれ、北のクラシックが大好きな若者は、なにより自らの工夫で「短い足」状態を作り出しているそうだ。ボーネンの身長は192cm。この身長に最適なフレームサイズは590mm前後と言われているが、彼が石畳用に選ぶのは560mm。つまり上下に短い自転車を使って、下半身の安定を得る作戦だ。その代わり脚に余裕を持たせるため、水平方向を少し長目にするらしい。

※石畳が怖い北のクラシック、J SPORTSで生放送!放送予定はこちら

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2006年3月21日 (火)

2006年プロツールランキング第3弾

 ミラノ~サンレモ終了後、2006年UCIプロツールランキング第3弾が発表された。首位は変わらず、パリ~ニース勝者のランディス。またミラノ~サンレモの上位4人が、ランキングトップ10内に飛び込んできた。

 1位 Floyd LANDIS(USA、フォナック) 52
 2位 Thomas DEKKER(オランダ、ラボバンク) 51
 3位 Filippo POZZATO (イタリア、クイックステップ) 50
 4位 Alessandro PETACCHI(イタリア、ミルラム) 47
 5位 Alessandro BALLAN(イタリア、ランプレ) 45
 6位 Francisco Javier VILA ERRANDONEA(スペイン、ランプレ) 43
 7位 Jorg JAKSCHE(ドイツ、リバティセグロス) 40
 8位 Tom BOONEN(ベルギー、クイックステップ) 39
 9位 Antonio COLOM MAS(スペイン、ケースデパルニュ) 35
 10位 Luca PAOLINI(イタリア、リクイガス) 35

 来月、4月にはプロツール8レースが待っている。特に石畳地獄からアルデンヌの休日までのクラシック6連戦で、ランキングは大きく変動することになりそうだ。ちなみに昨年は、4月末リエージュ~バストーニュ~リエージュで首位に立ったディルーカ(リクイガス)が、そのまま純白のジャージをシーズン末まで守りきっている。

※最新UCIプロツールランキングはこちら

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2006年3月20日 (月)

ツールまであと…日?

Arc_1 Klebert_1  2006年ツール・ド・フランススタート地のストラスブールで、大イベントが間近に迫っていることを感じさせるモノ。街の中心地クレベール広場に、堂々そびえたったツールカウントダウンゲートだ。例年クリスマスの時期にはフランス最大のツリーが登場するこの広場も、7月1日までは黄色と赤の大門と共にツールを待ちわびる。

 ただひとつ残念なのは、実はこのクレベール広場はツールのルート上からちょっぴり外れているのこと。ちなみにゲートには「J-105」、つまり「あと105日」(3月18日の時点で)。

ツール公式HP

by Asaka MIYAMOTO

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2006年3月17日 (金)

春クラシック、勝負!

 朝晩はまだかなり冷え込むものの、少しずつ日が長く、陽光が強くなってきた欧州に、本格的なプリマヴェーラ(春)をもたらす自転車レース。そう、ミラノ~サンレモが、3月18日(土)に行われる!

 今シーズン最初の大クラシックレースに向けて、脚自慢のスプリンターたちに抜かりはない。ディフェンディングチャンピオンのペタッキ(ミルラム)は、14日、ティレノ~アドリアティコ最終ステージの優勝で調子を上げている。優勝4回+表彰台2回という、この294kmの長距離レースを知り尽くしたツァベル(ミルラム)との協力体制も好感触。ファッサトレイン改めミルラムトレインが、サンレモのヴィア・ローマ大通りをどんなふうに爆走していくのか見ものだ。

 「ふたり合わせて5勝コンビ」の最大のライバルが、世界チャンピオンのボーネン(クイックステップ)。パリ~ニース最終日の翌日には、さっそく最終難関のチプレッサとポッジオに下見に出かけるなど、今レースにかける意気込みは大きい。しかも上記2峠は、これまでも既に20回ほど走りこんできたとか。一方、チームメイトで2003年覇者のベッティーニも、ケガを押して出場予定。

 もちろん2004年王者のフレイレ(ラボバンク)も、フレッチャとふたりのデッケル――エリックとティレノ覇者のトーマス――という豪華なアシストを従えて、2度目の優勝を目指す。ケガで未だ調子の上がらないマキュワン(ダヴィタモン)、ティレノ第4ステージでペタッキを堂々抑えて優勝したハスホフト(クレディアグリコル)からも目が離せない。

 ちなみにかつてのイタリアスプリント王チッポリーニは、ティレノ観戦後に「ペタッキはすごく、すごく強い。強さに圧倒されるほど」とコメントするなど、母国の後輩の活躍を確信しているようだ。

※ミラノ~サンレモ公式HP
(画面右のリストからは、出走リスト、地図、断面図などが見られるようになっている)
※J SPORTSでもミラノ~サンレモ放送あり!放送予定はこちら

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2006年3月15日 (水)

2006年プロツールランキング第2弾

 ティレノ~アドリアティコ最終日、2006年にここまで終了した2レースを合わせてのUCIプロツールランキングが発表された。首位は変わらず、パリ~ニース勝者のランディス。2位にはわずか14秒差でティレノ~アドリアティコを制したトーマス・デッケルが飛び込んだ。

 1位 Floyd LANDIS(USA、フォナック) 52
 2位 Thomas DEKKER(オランダ、ラボバンク) 51
 3位 Francisco Javier VILA ERRANDONEA(スペイン、ランプレ) 43
 4位 Jorg JAKSCHE(ドイツ、リバティセグロス) 40
 5位 Antonio COLOM MAS(スペイン、ケースデパルニュ) 35
 6位 Alessandro BALLAN(イタリア、ランプレ) 35
 7位 Samuel SANCHEZ GONZALEZ(スペイン、エウスカルテル) 31
 8位 Paolo SAVOLDELLI(イタリア、ディスカバリー) 30
 9位 Frank SCHLECK(ルクセンブルク、チームCSC) 25
 10位 Michael BOOGERD(オランダ、ラボバンク) 25

 初めてのビックタイトルを獲得したデッケルは、現在21歳。昨年、未来の大物との鳴り物入りでプロ入りを果たし、キャリア1年目にしてすでにプロツールランキング35位と、その高いポテンシャルを証明していた。オランダ国内選手権では、個人タイムトライアルで2連覇中。

※最新UCIプロツールランキングはこちら

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2006年3月14日 (火)

UCIプロチームの数字~3~

 自転車チームを運営するには、どの程度のお金が必要なのか。

 まずUCIプロチームとしてのライセンス料は、2005年の時点で、1年間で7万5千スイスフラン(1スイスフラン=約90円)。ただし4年ライセンスを取得したチームは、4年間で15万スイスフランと割引されるようだ。またチームの安定した財政を保証するために、UCIの指定する銀行に97万5千スイスフランを預ける必要もある。もちろん上記の金額に、選手・スタッフへの給与、移動・食事・用具費等々が加わる。

 そして2006年、最もチーム予算が大きいと噂なのが、ウルリッヒ擁するTモバイル。約1500万ユーロというから、日本円にして約21億円(1ユーロ=約140円)!世界一の巨万サッカークラブ、レアル・マドリードの予算が年間200億円ともその倍とも言われているから、それに比べれば可愛い金額かもしれない。

 ちなみに平均的なチーム予算は、600万~800万ユーロ前後。バッソと共にツール制覇を目指すチームCSCの予算は、約700万ユーロほどだそうだ。

※チーム予算については、Velo Magazine2月号参考
※ライセンス料、UCIプロチームルールについては、UCI公式HP

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2006年3月13日 (月)

2006年最初のプロツールランキング

 パリ~ニース開催委員会ASOの「プロツール脱退」の意志に関わらず、最終ステージ後、UCIプロツールポイントが発生した。2006年最初の首位に立ったのは、総合優勝50p+第3ステージ2位2pの計52ポイントを獲得したフロイド・ランディス(フォナック)。また3ステージ優勝を果たしたボーネン(クイックステップ)は、3p×3=9ポイントで9位につけている。

 1位 Floyd LANDIS(USA、フォナック) 52
 2位 Francisco Javier VILA ERRANDONEA(スペイン、ランプレ) 43
 3位 Antonio COLOM MAS(スペイン、ケースデパルニュ) 35
 4位 Samuel SANCHEZ GONZALEZ(スペイン、エウスカルテル) 31
 5位 Frank SCHLECK(ルクセンブルク、チームCSC) 25
 6位 Jose AZEVEDO(ポルトガル、ディスカバリー) 20
 7位 Erik DEKKER(オランダ、ラボバンク) 15
 8位 Pietro CAUCCHIOLI(イタリア、クレディアグリコル) 10
 9位 Tom BOONEN(ベルギー、クイックステップ) 9
 10位 Allan DAVIS(オーストラリア、リバティセグロス) 6

 次のランキングが発表されるのは、ティレノ~アドリアティコの最終日3月14日となっている。

※チームランキング、国別ランキングなどは、UCIプロツール公式HPで。

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2006年3月12日 (日)

UCIプロチームの数字~2~

 今年からプロチームの仲間入りを果たしたネオプロ選手は、全部で37人。中でも最年少ネオプロは、1986年6月13日生まれのエロス・カペッキ(Eros CAPECCHI、リクイガス、イタリア)。ちなみに輝かしい未来が待っているこの19歳については、イタリア語と英語と日本語が混ざった個人オフィシャルHPでチェックできる。

 一方、プロトン内最年長は、2月4日に40歳の誕生日を迎えたエキモフ(ディスカバリー、ロシア)。カペッキの2倍も生きている大ベテランが、プロ入りしたのは今から16年も昔の話なのだ!

 全551選手中、80年生まれが最も多く53人。バルベルデ(ケースデパルニュ、スペイン)、ポポヴィッチ(ディスカバリー、ウクライナ)、ボーネン(クイックステップ、ベルギー)など、今後の自転車界を先頭で引っ張る世代だ。また78~83年には、各年40人以上のプロ選手が在籍する。チームとしての平均年齢が最も若いのは、フランセーズデジューとブイグテレコムの26歳。対して平均年齢30歳と、ダヴィタモン・ロットは唯一の大台に乗っている。

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2006年3月11日 (土)

UCIプロチームの数字~1~

 2006年UCIプロチームは、昨年初年度と変わらず20チーム。ファッサボルトロ(イタリア)の消滅により新たにAG2Rプレヴォワイヤンス(フランス)が加入し、またドミナ・ヴァカンツェ(イタリア)がミルラム(イタリア)として生まれ変わった。これにてチーム国籍の内訳は、フランス5(昨季4)、スペイン4、イタリア3(昨季4)、ベルギー2、ドイツ2、オランダ1、スイス1、デンマーク1、アメリカ1。

 一方、世界計37カ国から集まった計551選手中、最も国籍が多いのはスペインの103人。次いでフランスの97人、イタリア84人。さらにベルギーとドイツが43人ずつ、オランダ28人、スイス23人、アメリカ15人、デンマーク12人。またオーストラリアは、UCIプロチーム入りしているチームこそないものの、18人もの選手を送り込んでいる。もちろん我らが日本選手も1人!

※UCIプロツール公式HPより

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2006年3月 8日 (水)

ミラノ~サンレモ前哨戦!?

 3月8日、ローマ近郊のティヴォリで、ティレノ~アドリアティコが開幕する。初日からいきなり山がちの登り坂ゴールと少々厳しいレースだが、最終第7ステージはイタリア東海岸沿いの観光地サン・ベネデット・デル・トロントでの華やかな海岸通りでゴールを迎える。

 ところで海岸通りでゴールを迎えるイタリアの大クラシックレースといったら、3月18日ミラノ~サンレモ!そしてこの「プリマヴェーラ」の優勝候補に挙げられる選手たちが、足慣しを兼ねてティレノ~アドリアティコへ乗り込んでいる。ペタッキ&ツァベル(ミルラム)、フレイレ(ラボバンク)、マキュワン(ダヴィタモン-ロット)、ベッティーニ(クイックステップ)……。

 ただしサン・ベネデット・デル・トロントでは最終70kmが平坦な周回コースになる一方で、全長294kmと恐ろしいミラノ~サンレモには、ご存知ゴール前30km以内に2つの難所が控えていることも忘れてはならない。

※ティレノ~アドリアティコ公式HP
※ミラノ~サンレモはJ SPORTSでお届けします!放送予定

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2006年3月 6日 (月)

Course au Soleil

Parinice  2006年UCIプロツール第1弾、パリ~ニースが3月5日、パリ郊外のイッシー・レ・ムリノーからスタートした。「course au soleil(クルス・オ・ソレイユ)=太陽へと向かうレース」と呼ばれるこのレースは、今後フランスを南下して、コート・ダジュール海岸沿いの光あふれる街、ニースで最終日を迎える。

 ちなみに開催委員会ASOがプロツール脱退宣言をしているせいなのか、大会関連の書類・グッズ等にはプロツールマークは見当たらない。各選手のジャージや、チームバスに燦然とマークが輝いているのとは、なんだか妙に対照的だ。

パリ~ニース公式HP。英語・仏語によるライブテキストも行われています!

by Asaka MIYAMOTO

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2006年3月 4日 (土)

プロツールポイント概要

 3月5日、パリ~ニースのプロローグにて、2年目のUCIプロツールが始まる。開催委員会ASOは、2007年からのプロツール完全脱退を宣言しているが、一応今大会でもプロツールポイントが発生する。

 試行錯誤の続いたプロツール1年目、最も批判が渦巻いたのがこのポイントシステムだろう。ステージレースにおいて、ステージ優勝者に与えられるポイントが少なすぎるというのだ。ワンデーレース優勝で最大50ポイント与えられるのに対して、たとえツールの難関山岳ステージで優勝しても、もらえるポイントはわずかに3。どうしても不公平感が拭えなかった。

 そして今年からは、このステージ優勝者に与えられるポイントが改善された。2006年UCIプロツールポイントの主な変更点は以下の通り。

■ツール・ド・フランス:
 ステージ優勝10p、2位5p、3位3p(昨年は3p、2p、1p)

■ジロ・デ・イタリア&ブエルタ・ア・エスパーニャ:
 ステージ優勝8p、2位4p、3位2p(昨年は3p、2p、1p)

■その他ステージレース:
 ステージ優勝3p、2位2p、3位1p(昨年は1位1p)

 またツール・ド・フランス総合14~20位、ミラノ~サンレモなどの5大ワンデーレース10位、その他ステージレースの総合10位に与えられるポイントも、それぞれ少しずつアップしている。

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2006年3月 3日 (金)

2006ツール、出場チーム発表

 7月1日、ストラスブールから2006年ツール・ド・フランスへ乗り出すのは、プロチーム全20+アグリチュベル(フランス)+コムニダ・バレンシアナ(スペイン)。ジロとブエルタがそれぞれ自国チームだけにワイルドカードを与えたのに対して、「世界で3番目のスポーツイベント」ツールは外国チームも招待した。

 ところで来年1月1日からツール全権掌握するプリュドム氏に、先日聞いたところ、「本当はワイルドカード枠は8つくらい欲しい」とのこと。財力が左右する現在のプロチーム+ワイルドカード2枠という方式では、ツールを目標に走っている小さなチームの夢を潰してしまうというのだ。

「ツールはあらゆる人々に開かれた大会であるべきなんだ。例えば日本のチームにだって、ツール出場を夢見る権利はある。だけど今のUCIプロツール体制では、実際間口が狭すぎて、出場はほぼ不可能な話だよね」

 プロツール脱退を計画しいている3大ツールは、再び来年から、間口を少し広げることになる。もちろん最近発足した日本のチームにとっても、ツール出場への道は開かれている。

ツール公式HP

by Asaka MIYAMOTO

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2006ブエルタ、出場チーム決定

 先日のジロに続き、2006年ブエルタ・ア・エスパーニャのワイルドカード2チームも発表された。コムニダ・バレンシアナとレラックスのスペイン2チーム。プロチーム20チームと合わせて、全22チームが今年のブエルタに臨むことになる。

 2006年ブエルタは、8月26日にマラガをスタートし、9月17日にマドリードで終了する。詳しいコース設定に関しては、公式HP参照のこと。

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2006年3月 1日 (水)

2006ジロ、出場チーム決定

 2006年ジロ・デ・イタリアの全出場チームが発表された。プロチーム20チームに加えて、ワイルドカードが与えられたのはチェラミカ パナリア-ナヴィガーレ(イタリア)とセッレ イタリア-セレナメンティ ディキジオヴァンニ(イタリア)の2チーム。

 第89回大会となる今年のジロは、5月6日にベルギーのスランを出発し、5月28日にミラノに到着する。気になるコース詳細はこちらから。

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