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2006年4月30日 (日)

ジロまであと7日!~公式HPオープン~

 ジロまであと1週間となった土曜日、「2006年ジロ公式HPがついに本格オープン!」というプレスリリースが流れた。これまでは仮の仮、という感じのHPだったのだが、ようやく全ステージのタイムテーブルや高低図などが閲覧できるように。

 7日後から始まるJ SPORTSジロ生放送にそなえて、早めのステージチェックをしたい方は公式ページへどうぞ。今のところイタリア語ページしか出ていないので、日本語でじっくり確かめたい方はJ SPORTS特集ページのオープンを待て!

※2006年ジロ・デ・イタリア公式HPはこちら

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2006年4月28日 (金)

ジロまであと8日!~バッソの様子~

Velo  1998年のパンターニ以来となる、ジロ-ツールのダブルツール優勝を目指すバッソ。昨ジロ中に胃痛に苦しめられ、さらに昨ツール3週目にエネルギー切れを感じたという28歳は、今年はさらに念入りな準備を積んで大目標に挑む。

 山に自信を持つバッソが、オフ期間中、特に力を入れてレベルアップをはかってきたのは個人タイムトライアルだ。その成果はクリテリオム・アンテルナショナルのTT8kmで2位、シルキュイ・ド・ラ・サルトのTT9kmで1位と、早くも数字にあらわれた。また3月中にはツールのTTコースを下見し、リエージュ~バストーニュ~リエージュ直前にはジロ初日のTT6.2kmもテスト走行済み。

 リエージュ後は静かに最後のジロ調整を行っているのだが、少々気が早いファンのために、ジロ後のツールへ向けての調整計画が発表された。まずジロ終了後は1週間の休養。その後は山岳ステージの下見に出かけるなど、みっちり練習を積む。そして仕上げは。アイントホーフェン・チーム・タイムトライアルとイタリア国内選手権個人タイムトライアル出場と、やはりTT重視。そして決戦の地、ツールへと乗り込む。

 「年間3大ツール全制覇」という大胆な野望を抱くCSCリース監督の指導の下、2006年のバッソは自身初めてのグランツールタイトルだけでなく、2つ目までもさらってしまうのか!?

※ジロもツールもJ SPORTSで生中継!放送予定はこちら

(写真:フランスの雑誌でもジロ特集号が出ました。表紙はもちろんバッソ)

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2006年4月27日 (木)

ジロまであと9日!

 いつの間にか、2006年ジロ・デ・イタリアまであと9日!ジロを目指す選手たちは、最後の日々をどんな風に過しているのだろう?

 まずはバッソと並ぶ優勝大本命にあげられるクネゴ。苦しめられた体調不良から、昨秋のジャパンカップで完全復活をアピールした24歳は、コッピ・バルタリ総合優勝、ジロ・デル・トレンティノ総合優勝、リエージュ~バストーニュ~リエージュ3位と、本番に向けて調子は上々だ。

 そして2年ぶり2回目の優勝へ向けて、27日(木)にはジロ第17ステージのテルメーノ~プラン・デ・コロマスを下見に出かける。さらには29日GP Industria & Artigianato - Larciano(イタリア)と30日Giro di Toscana(イタリア)で最終テストを行う予定となっている。

 ちなみに上記の第17ステージは、今ジロ5回ある山頂ゴールのうち3番目。スキーリゾートでもあるプラン・デ・コロマスへの16.9kmの登りは、バッソやシモーニも「勝負の日」だと口を揃えるステージである。

※注目の第17ステージはこんなプロフィール
※今年はLIVEで!J SPORTSのジロ・デ・イタリア放送予定はこちら

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2006年4月25日 (火)

ようやくウルリッヒ登場

 ひざの痛みのせいでシーズン開始が延び延びになっていたウルリッヒ(Tモバイル)が、4月25日(火)開始のツール・ド・ロマンディで始動する。大会60回記念に「大スターがやってきた!」と開催者側は大満足のようだが、Tモバイル側は「ミラクルは期待して欲しくない」と冷静だ。

 確かに先日のリエージュ~バストーニュ~リエージュを見る限り、ようやく長い冬眠から覚めたばかりのウルリッヒと違って、大物選手たちの調子はすでにかなり上がっている。しかも個人タイムトライアルと山岳ステージだけで構成されているツール・ド・ロマンディは、期間が短くともかなりの難レース。本人も「目標は最終日ゴールまでたどり着くこと」と言うように、まずはしっかり走って、次なる目標であるジロに向けてレース勘を取り戻していくしかない。

 初日はプロローグは3.4kmの個人タイムトライアル。8ヶ月ぶりの公式戦とはいえ、それでも得意のタイムトライアルで下手な走りは見せられないはずだ。

※ツール・ド・ロマンディ公式HPはこちら

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2006年4月24日 (月)

2006年プロツールランキング第10弾

 4月19日のフレーシュ・ワロンヌ後にUCIプロツールランキング第9弾が、そして23日のリエージュ~バストーニュ~リエージュ終了後に第10弾が発表された。4月2日から3週間に渡って首位を守ってきたボーネンに変わって、フレーシュ・ワロンヌ→リエージュ~バストーニュを連覇したバルベルデがトップに躍り出た。

 1位 Alejandro VALVERDE(スペイン、ケースデパルニュ) 136
 2位 Tom BOONEN(ベルギー、クイックステップ) 129
 3位 Alessandro BALLAN(イタリア、ランプレ) 105
 4位 Frank SCHLECK(ルクセンブルグ、チームCSC) 100
 5位 Patrik SINKEWITZ(ドイツ、Tモバイル) 90
 6位 Samuel SANCHEZ GONZALEZ (スペイン、エウスカルテル) 89
 7位 CANCELLARA Fabian(スイス、チームCSC) 84
 8位 Michael BOOGERD(オランダ、ラボバンク) 75
 9位 Alessandro PETACCHI(イタリア、ミルラム) 72
 10位 Antonio COLOM MAS(スペイン、ケース・デパルニュ) 71

 ところで1892年に開始し、「ドワイエンヌ=最古参」と呼ばれるリエージュ~バストーニュ~リエージュで、史上初のスペイン人優勝を果したバルベルデは、1980年4月25日生まれのもうすぐ26歳。すると2006年の春クラシックシリーズは、最初から最後まで若き世代が独占したことになる!

※最新UCIランキング詳細はこちら
※1981年9月19日生まれ(24歳!)のクネゴが活躍だ!2006ジロ・デ・イタリアのLIVE放送予定はこちら

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2006年4月21日 (金)

グランツールリーダー勢ぞろい

 毎週末が楽しみだったワンデーレース月間のラストを飾るのが、4月23日開催のリエージュ~バストーニュ~リエージュ。これからのUCIプロツールは、ステージレースの季節へ。だからこそステージレース、特に3大ツールで総合上位を狙うリーダー級選手たちが、例年リエージュのスタート地へと集結する。

 しかも2006年ジロ・デ・イタリアは、2週間後にベルギーの同地方で開幕。つまり今年最初のグランツールが第1~4ステージまで駆け抜けるアルデンヌ地方に、ジロ総合上位を狙う選手たち――バッソ(チームCSC)、クネゴ(ランプレ)、シモーニ(サウニエドュバル)、ディルーカ(リクイガス)――が調整と下見を兼ねて押しかけてくるのは当然なのだ!

 上記の4選手は、それぞれ下一桁「1」をつけて、つまり一応チームリーダーとしてリエージュ~バストーニュ~リエージュに出場する。バッソに関してはジロ初日・タイムトライアルコースでの練習で忙しいようだが、クネゴはイタリアでの2連勝で調子を上げているし、今年はジロ狙いとはいえディルーカは元々ワンデースペシャリストだし、下見などと言わず本気のレースを見せてくれるかもしれない。

 そして彼らのライバルに上げられるのが、ディフェンディングチャンピオンのヴィノクロフ(リバティセグロス)、19日のフレーシュ・ワロンヌを制したバルベルデ(ケースデパルニュ)。ご存知2人とも、間違いなくツール・ド・フランスの優勝争いに絡んでくる選手だ。そうそう、グラン・ツール主役級と言えば、マンセーボも(AG2R)忘れてはならない。

※ボーヘルトやレベッリン、ベッティーニ、そしてメルクスも参戦!スタートリストはこちら
※リエージュ~バストーニュ~リエージュはJ SPORTSで生中継!詳細はこちら

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2006年4月19日 (水)

クラシック優勝平均年齢:25歳!

 ミラン~サンレモ ポッツァート 1981年9月10日生まれ 24歳
 ツール・デ・フランドル ボーネン 1980年10月15日生まれ 25歳
 パリ~ルーベ カンチェラーラ 1981年3月18日生まれ 25歳
 アムステル・ゴールドレース シュレク 1980年4月15日生まれ 26歳

 今年ここまで、いわゆる旧ワールドカップ系のクラシックレースを勝った以上4人の平均年齢は25歳。25歳以下とは、ツール・ド・フランスではご存知「新人賞」に該当する年齢であり、プロ自転車選手としてはまだまだこれからの世代だ。

 中でも毎年ほぼ同じコースを通過するクラシックでは、実力や勢いに加えて、しばしば地形や気候を熟知しているという「経験」が必要とされると言われている。過去のデータを見てみても、クラシック優勝者の大多数はやはり30歳前後。35歳を超えてからの優勝も珍しくなく、特に2002年のようにミラノ~サンレモをチッポリーニ35歳、ツール・デ・フランドルをタフィ35歳、パリ~ルーベをムーセウ36歳と大ベテラン勢が独占したことさえあったほど。つまり今年優勝した4人が、10年後にもクラシックを制する可能性も!

 さらに今年は、UCIプロツールのティレノ~アドリアティコを制したトーマス・デッケルが1984年9月6日生まれの21歳、バスク一周優勝のゴメスマルチャンテが1980年5月20日生まれの25歳と、なにやら本格的な若さの波が自転車界に押し寄せている様子。自転車界の未来は明るいなぁ……。

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2006年4月17日 (月)

2006年プロツールランキング第8弾

 4月16日のアムステル・ゴールドレース後に、第8弾プロツールランキングが発表された。首位は前回と変わらずボーネン。石畳クラシック終了後から短い休暇に入った世界チャンピオンは、いつまでリーダージャージを守りきることが出来るだろうか。

 1位 Tom BOONEN(ベルギー、クイックステップ) 129
 2位 Alessandro BALLAN(イタリア、ランプレ) 105
 3位 CANCELLARA Fabian(スイス、チームCSC) 84
 4位 Alessandro PETACCHI(イタリア、ミルラム) 72
 5位 COLOM MAS Antonio(スペイン、ケース・デパルニュ) 71
 6位 Filippo POZZATO (イタリア、クイックステップ) 70
 7位 Frank SCHLECK(ルクセンブルグ、チームCSC) 65
 8位 HINCAPIE George(USA、ディスカバリーチャンネル) 60
 9位 SANCHEZ GONZALEZ Samuel(スペイン、エウスカルテル) 59
 10位 GOMEZ MARCHANTE Jose Angel(スペイン、サウニエデゥバル) 53

 そして今週トップ10に飛び込んできたのが、レース前日に迎えた26歳の誕生日をアムステル優勝で祝ったシュレク(27位からのUP)。チューリッヒ選手権2位、ジロ・ディ・ロンバルディア3位と2005年秋クラシックで好成績を連発し、今季大いなる注目を集めていたルクセンブルグチャンピオンが期待通りの活躍を見せてくれた。プロ通算3勝目。

※詳細ランキングはUCI公式HP

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2006年4月15日 (土)

目指すは7年ぶりの優勝

 昨季の優勝者ディルーカ(リクイガス)が「ジロの調整のため」不出場を決め、一昨年王者のレベッリン(ゲロルシュタイナー)は肋骨骨折を抱えながらの強行出場。そんなわけで4月16日(日)のアムステル・ゴールドレースの優勝候補としては、ラボバンクの地元リーダー、マイケル・ボーヘルトの名前が大いに飛び交っている。

 実はこのボーヘルトも3月中旬に足を骨折する家庭内アクシデントに見舞われているが、先週行われたバスク一周レースでは好調な回復ぶりをアピール。12日にはコースを200km程度の下見もこなし、本番に向けて調整は万全なようだ。

 ところで33歳のボーヘルト、10年前から全て完走し、1999年には優勝も果している。しかし最近は3年連続の2位(通算2位4回、3位1回、4位1回)。特に昨年はチームメイトのフレイレのためにスプリント体制を組みながら、フレイレも勝てず、自らも勝てず。非常にフラストレーションのたまる敗北となっていた。フレイレにフレチャ、そして今季末の引退を決意しているエリック・デッケルと共に、今年こそは表彰台の一番上を取り戻したい。

※ライバルは強敵揃い!アムステル・ゴールドレースのスタートリストはこちら
※J SPORTSでのLIVE予定はこちらから

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2006年4月12日 (水)

踏み切り

 パリ~ルーベの最終盤、逃げるカンチェラーラを追いかけていたヴァンペテヘム、グセフ、そしてホステの3人が、遮断機の下りた踏切を強行突破した。さらに続いたボーネン、バッラン、フレチャは、踏み切りの前でおとなしく電車の通過を待つしかなかった。

 大スクリーンに見入るルーベ競技場の観客からは一斉にブーイングが沸き起こり、関係者ゾーンにいた地元有力者らしい紳士は慌てて携帯電話でどこかに連絡を取っていた。

「責任者は誰だ。大切なシーンで選手が電車に止められてるんだぞ。それも『貨物』列車にだ!」

 通常、自転車レースが開催される際は、あらかじめ通過する市町村と鉄道会社に詳細ルートとおおよその時間帯が通知されることになっている。つまり乗客のいない貨物列車が、1秒でも無駄にしたくない自転車選手を止めることなど普通あってはならないことだ。まあ普通の電車でさえ時間通りに往来しないフランスだから、貨物列車も時間を間違えて出発してしまったのかもしれないけれど……。

 そして踏み切りを強行突破した3人は、UCIルール2.3.034に則ってレース失格処分となった。

「遮断機の下りた踏切の通過は厳重に禁ずる。このルールに従わない選手は、法的処分とは別に、コミッセールによりレース失格処分が下される」

 ところでフランスでは自転車にも「道路交通法」が適応されるのだが、もしかしたら法的処分というのが課される可能性もあるのだろうか。まさかとは思うが、一応、罰金は最低135ユーロ(約1万9千円)となっている。

※4月11日、ダヴィタモン・ロットはUCIに対して、失格処分への公式な異議申し立てを行っている。

by Asaka MIYAMOTO

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2006年4月11日 (火)

2006年プロツールランキング第7弾

 4月8日終了のバスク一周後に第6弾UCIプロツールランキングが、さらに翌9日のパリ~ルーベ後には第7弾ランキングが発表された。首位は変わらずボーネン。

 1位 Tom BOONEN(ベルギー、クイックステップ) 129
 2位 Alessandro BALLAN(イタリア、ランプレ) 105
 3位 CANCELLARA Fabian(スイス、チームCSC) 84
 4位 Alessandro PETACCHI(イタリア、ミルラム) 72
 5位 COLOM MAS Antonio(スペイン、ケース・デパルニュ) 71
 6位 Filippo POZZATO (イタリア、クイックステップ) 70
 7位 HINCAPIE George(USA、ディスカバリーチャンネル) 60
 8位 SANCHEZ GONZALEZ Samuel(スペイン、エウスカルテル) 59
 9位 GOMEZ MARCHANTE Jose Angel(サウニエデゥバル、スペイン) 53
 10位 Floyd LANDIS(USA、フォナック) 52

 ただし3月末から自転車界の話題を独り占めし、パヴェを力強く縦断し続けたボーネンは、「リーダージャージを守ることが目標じゃない」と断言。ひとまず短い休暇を取って、今後は狙いをツール・ド・フランスのマイヨ・ヴェールに切り替えるつもりだろう

 そしてプロツールは北のクラシックから、アムステルゴールドレース、そしてアルデンヌクラシックへ。連続して登場する小さな急坂が、選手たちの脚と戦術を試すこのシリーズは、ワンデーレースの雄たちだけでなく、この先に控える大ステージレースの主役級選手たちも調整・本気の走りを見せてくれるはず。プロツールランキングも、大きな変動がありそうだ。

※プロツールランキング詳細はUCI公式HP
※アムステルゴールドレースも、もちろんJ SPORTSで生放送!!詳しくはこちら

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2006年4月10日 (月)

戦い終わって

Sora  天気予報は外れて、お天気のパリ~ルーベ。それでも北の地獄は、やは り厳しかった。志半ばにリタイアしていった選手76人。必死にゴール地までたどり着きながらもタイムアウトの選手4人。降格処分に泣いた選手3人。もちろんゴールした全ての選手が、石畳や砂埃、落車やパンクに苦しめられた。

 レース終了後は、メカニックさんたちが大忙し。次の戦いへ繰り出す前 に、しっかり今日のホコリを落としていこう。Laveur_5

 *****

■カンチェラーラ(スイス、チームCSC)
優勝記者会見より
「かつてないほど脚の調子が良かった。それでも無線で何秒差あるのか、何度も聞いたよ。向かい風には苦しまされた。
 まるでタイムトライアルみたいに走った。ここで僕が勝つためには、ひとりでゴールに走りこむしかないと分かっていたから。最後の5キロになって、ようやく落ち着き始めた。もう大丈夫だと思って、ヴェロドロームの雰囲気をしっかり味わわなくちゃ、って考えた。2004年の悪い思い出はこれにて消えたよ(ゴールスプリントで敗れて4位)。ここ数週間のあらゆる努力が実ったね。
 もちろんまたパリ~ルーベを優勝したいけど、他のコースのことも考えてる。例えばツール・デ・フランドルとか。でも今は、ゆっくりバカンスを取る。今季ここまでたくさん走ってきたから、休養を取る必要があるよね。」

■ボーネン(ベルギー、クイックステップ)
「こんな風に2位になるなんて、ベストの方法じゃないね。開催委員会がその時に選手を引き止めるべきだった。僕だってあの立場だったら、同じことをしていただろう。僕が電車に止められたなんて、おもしろいよね。でもパリ~ルーベの幕切れとしては、奇妙だった。待っている間は、空を飛ぶ鳥を見ていたよ。
 今日はカンチェラーラが最強だった。僕は最高……というわけではなかったけど、悪くもなかったんだ。あと1%が足りなかったね。あと1%さえあれば、カンチェラーラのアタックについていける力があったかもしれない。」

Ashi_2by Asaka MIYAMOTO

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2006年4月 9日 (日)

27カ所のパヴェ

 2006年パリ~ルーベのパヴェ(フランス語で石畳の意)ゾーンは全部で27カ所、合計52.7km。最初のパヴェが登場するのは98km地点。日本時間では20時20分前後に通過する予定だ。そしてここから259kmのゴール地点まで、繰り返し石畳が選手の脚を襲う。

 注目は第17地区(スタートから数えて11番目)のアレンベルグ。状態が悪すぎて2005年は不通過となった伝説のデコボコ道は、約3500万円かけて行われた修復工事で、どんな風に生まれ変わったのか。まさか綺麗な、走りやすい道に……?どうやらそんな心配はなさそう。なにしろ下見をしたボーネンが、「普通のパヴェでは、比較的走りやすいラインをすぐに見つけられるものだけど、アレンベルグでは不可能だったよ」と驚愕したらしいから。

 スタート地コンピエーニュの空からは、スタート前日の夕方5時半ごろ、雨粒が落ちてきた。パヴェは、滑りやすくなりそうだ。

※パリ~ルーベの石畳データはこちらからチェック

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2006年4月 7日 (金)

今年こそは泥地獄となるか

Paves  しばらく春らしいぽかぽか陽気が続いていたフランスも、数日前から再び気温が下がり始めた。4月9日(日)、パリ~ルーベの通過するピカルディー地方、ノール・パ・ド・カレ地方の最高気温はいずれも9度。しかも気になる空模様は、変わりやすく……、しばし強いにわか雨あり。土曜日にも同地方には雨の予報がでているが、今年は久しぶりに「北の地獄」らしいレースが見られるだろうか。

 2005年は後半にほんの少しのにわか雨、2004・2003年はお天気が良いかわりに砂埃舞い散り、2002年も雨に見舞われたがその前の数週間はお天気続き。つまり本格的な泥んこ大会となったのは、レース数日前から雨が降り続いていた2001年が最後だ。

 もちろん選手のことを思えば、天候・道路コンディションが良いに越したことはない。だけど、やっぱり、パリ~ルーベと言えば石畳と雨と泥。5年ぶりの大混乱を待ちわびているファンも、きっと多いことだろう。

※J SPORTSではパリ~ルーベ生中継!詳しくはこちら

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2006年4月 6日 (木)

2006年プロツールランキング第5弾

 4月5日のヘント~ウェヴェルヘム終了後、2006年プロツールランキング第5弾が発表された。さっそく世界選手権+プロツールリーダ混合ジャージで登場したボーネンが、首位の座を守った。ちなみに白地に虹模様ジャージでは、世界選手権ラルカンシエルジャージとの違いはあまり感じられない。襟と袖口にあしらわれたブルーが、かろうじてプロツールリーダーの証明となっている。

 1位 Tom BOONEN(ベルギー、クイックステップ) 89
 2位 Alessandro PETACCHI(イタリア、ミルラム) 72
 3位 Filippo POZZATO (イタリア、クイックステップ) 70
 4位 Alessandro BALLAN(イタリア、ランプレ) 70
 5位 HINCAPIE George(USA、ディスカバリーチャンネル) 60
 6位 Floyd LANDIS(USA、フォナック) 52
 7位 Thomas DEKKER(オランダ、ラボバンク) 51
 8位 Thor HUSHOVD(ノルウェー、クレディアグリコル) 44
 9位 Francisco Javier VILA ERRANDONEA(スペイン、ランプレ) 43
 10位 HOSTE Leif(ベルギー、ディスカバリーチャンネル) 42

 ところで4月3日付ブログで、「ボーネンはパリ~ルーベで『どの』ジャージを着る?」と早まって書いてしまったが、実は4月3日~8日に行われているバスク一周の成り行き次第では、ボーネンがパリ~ルーベ前に首位の座を陥落する可能性もある。敵はティレーノ~アドリアティコで優勝した、若き才能トーマス・デッケル。総合2位以内、もしくは3、4位でもステージ優勝を重ねれば……38ポイント差は十分逆転できる数字だ(ただしチームリーダーは昨ブエルタ勝者メンショフ)。

※詳細ランキングはUCI公式HP

※ボーネンの栄光ジャージが見られるか!?パリ~ルーベのコース&スタートリストはこちら

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2006年4月 5日 (水)

ボーネンが狙う記録は?

 1972・73年連覇のEric LEMAN以来となる、ツール・ド・フランドル連覇を成し遂げたボーネン(クイックステップ)。ちなみに世界選手権ジャージでフランドル優勝を果したのは、1975年エディ・メルクス以来!

 来年は49・50・51年に3連覇を達成したFiorenzo MAGNIの記録にぜひ挑戦して欲しいものだが、まずは4月9日のパリ~ルーベ優勝で、「大会2連勝」と「2年連続フランドル→ルーベ制覇」をかける。

 パリ~ルーベ103回の歴史で、ここまで2連勝は6人、3連勝2人。また同年にフランドル→ルーベ制覇に成功した選手は、昨年のボーネンも含めて9人。そして今年、ボーネンが2年連続2大会制覇を成し遂げると、これはまさしく自転車史上初の快挙となる。

※パリ~ルーベもJ SPORTSで生中継!詳しくはこちら

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2006年4月 3日 (月)

2006年プロツールランキング第4弾

 ツール・ド・フランドル終了後、2006年プロツールランキング第4弾が発表された。首位はもちろん、フランドル2連勝の大快挙を成し遂げたボーネン!もちろんここまでのプロツール4戦中、出場した3戦全てで(パリ~ニース、ミラノ~サンレモ、ツール・デ・フランドル)、ポイントを重ねた結果でもある。

 1位 Tom BOONEN(ベルギー、クイックステップ) 89
 2位 Alessandro BALLAN(イタリア、ランプレ) 70
 3位 Floyd LANDIS(USA、フォナック) 52
 4位 Thomas DEKKER(オランダ、ラボバンク) 51
 5位 Filippo POZZATO (イタリア、クイックステップ) 50
 6位 Alessandro PETACCHI(イタリア、ミルラム) 47
 7位 HINCAPIE George(USA、ディスカバリーチャンネル) 45
 8位 Francisco Javier VILA ERRANDONEA(スペイン、ランプレ) 43
 9位 HOSTE Leif(ベルギー、ディスカバリーチャンネル) 42
 10位 Jorg JAKSCHE(ドイツ、リバティセグロス) 40

 さて、4月9日のパリ~ルーベには、ボーネンは「どの」ジャージを着て登場するのか。プロツールリーダーの純白ジャージ?それとも世界選手権王者の虹色ジャージ?……UCIルール1.3.071によると、「虹色が施されたプロツールリーダージャージ」を着用することになっている。

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2006年4月 1日 (土)

ボーネンのライバルは?

 ツール・ド・フランドルの優勝候補と騒がれているボーネン(クイックステップ)だが、もちろん昨季王者を脅かすライバルたちの存在も無視できない。

 特にボーネンが危険視するのはヒンカピー(ディスカバリーチャンネル)。昨年フランドル7位→ルーベ2位と好成績を重ね、2002年には過去最高の4位にも入っている。北のクラシックをこよなく愛するニューヨーカーが、12回目の出場で、狙うは待望の優勝だ。またTモバイルのクリアーとヴェーゼマン、昨年2位と2004年1位のコンビも、手強いライバルとなりそう。

 しかしなにより、最大の敵はヴァンペテヘム(ダヴィタモン・ロット)。北のクラシックスペシャリストであり、1999年・2002年チャンピオン。石畳から壁まで、このコースの隅々を知り尽くしている。若き世界王者は、36歳大ベテランの経験を大いに警戒する。

「プロトン内でも彼だけは唯一、調整が万全かどうか、成績だけを見て判断してはならない」
(by ボーネン、ラ・リーブル紙より)

 フランドル週間でも最も美しいコースで、激しい打倒ボーネン戦が始まる!

※ツール・デ・フランドルは4月2日にJ SPORTSで生中継!詳しくはこちら
※スタートリストは公式HPから

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